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Roshu no ichijiki Kanoko Okamoto

Roshu no ichijiki

Kanoko Okamoto

Published
ISBN :
Kindle Edition
19 pages
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 About the Book 

明治から昭和にかけて活躍した小説家、歌人である岡本かの子の小説。「いのち」[1937(昭和12)年]に掲載された。のちに第五創作集「巴里祭」に収録。江戸諸大名の御用商人として、一代に巨万の富をかち得た宗右衛門は、お小夜とお里という二人の美しい娘にも恵まれていた。が、急性のリューマチにかかり、娘二人ともが足を不自由にしてしまい、妻のお辻はその心労で亡くなってしまう。宗右衛門は立派な葬儀をしたが、病を得てますます美しくなる娘たちに妄鬼を感じて恐れるようになり、泰松寺に寝泊りするようになってしまう。More明治から昭和にかけて活躍した小説家、歌人である岡本かの子の小説。「いのち」[1937(昭和12)年]に掲載された。のちに第五創作集「巴里祭」に収録。江戸諸大名の御用商人として、一代に巨万の富をかち得た宗右衛門は、お小夜とお里という二人の美しい娘にも恵まれていた。が、急性のリューマチにかかり、娘二人ともが足を不自由にしてしまい、妻のお辻はその心労で亡くなってしまう。宗右衛門は立派な葬儀をしたが、病を得てますます美しくなる娘たちに妄鬼を感じて恐れるようになり、泰松寺に寝泊りするようになってしまう。さらに女菩薩像に魅入られ一層に現実から遊離していくのであった。因業を問うあまり妄執に囚われてゆくさまを幻想的に描く。